志津の歯医者、いわい歯科医院

アーカイブ: 6月 2025

憧れから実現へ

こんにちは。いわい歯科医院院長の岩井貴之です。

このたび、私が担当した治療ケースが、歯科医師・歯科技工士向けの専門誌
QDT(Quintessence of Dental Technology)』に掲載されました。

QDTは、今年で創刊50周年を迎える歴史ある歯科専門誌で、
国内外の著名な歯科医師・歯科技工士による高水準の症例や技術が紹介されています。

一般の方の目に触れる機会は少ない書籍ですが、
歯科医療に携わる者にとっては、非常に価値のある一冊です。

書籍の詳細はこちら

https://www.shien.co.jp/i/JL04235

今回の掲載は、日々共に仕事をしている歯科技工士の発表の中で、
私が担当した症例を取り上げていただいたものです。
医院内にも、誌面の一部を抜粋し掲示しておりますので、ご来院の際にぜひご覧ください。

誌面を拝見しながら、ふと20年前の自分の姿を思い出しました。

大学を卒業し、国家試験に合格して間もない若手医局員だった当時。

QDTを開き、憧れの先生方の症例を食い入るように見つめながら、
「いつか自分もこのような誌面に、自分の治療を載せたい」と強く願っていたことを、
昨日のことのように思い出します。

その頃抱いた憧れが、目標となり、日々の診療や研鑽の支えになってきました。

今回の掲載を機に、あらためてその初心を思い出し、
自分自身が今、憧れていた立場に少しでも近づけていることを実感しています。

歯科医師となって20余年。

これまで歩んできた道のりを大切にしつつ、
これからも立ち止まることなく、最新の知見と技術を学び続け、
目の前の患者様お一人おひとりにとって最良の治療をご提供できるよう、
日々努めてまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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2025年、折り返しのごあいさつ

こんにちは。いわい歯科医院 院長の岩井貴之です。

2025年も早くも半年が過ぎようとしています。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?

私は今年度も引き続き、日本大学歯学部の兼任講師として学生の教育に携わっています。歯学部は医学部と同じく6年制で、私は3年生を対象に「歯冠修復実習」の指導を行っています。

歯冠修復とは、虫歯や外傷でダメージを受けた歯を、銀歯やセラミックスなどの被せ物で機能的・審美的に回復する治療のことです。私自身、この分野で博士号を取得しており、日々の臨床だけでなく、後進の指導にも力を入れています。

大学での教育活動は、最新の知識や技術に常に触れる機会でもあります。こうした経験を日々の診療にも活かし、患者さま一人ひとりに安心して治療を受けていただける環境づくりに取り組んでいます。

どんな些細なお悩みでも構いません。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

地域の皆さまのお口の健康を、これからも全力でサポートしてまいります。

 

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